弊社の登録販売者向けオンライン講座 “登録販売者合格後勉強オンライン講座” についてです。
一言でいうと、この講座は接客力アップに完全フォーカスしています。
そして最大の特長はスキマ時間を活用して勉強を進められる点です。
「本当にスキマ期間だけで接客スキルが身につくの?」
そういった不安もありますよね。
答えはイエスです!是非最後まで読んでください。
『接客力アップに完全フォーカス』その理由は?
まずはじめに『接客力に完全フォーカス』する理由ですが、結論から申し上げますと私自身
わかることとできることは全く別
だと強く思っているからです。
私が薬剤師になりたての頃、薬の説明が非常に苦手でした。
国家試験の勉強で覚えた薬の知識を利用した処方鑑査の仕事(医師の処方に誤りと考えられる点がないか確認する業務)は割りと好きでしたが、その反面、服薬指導(患者様にお薬の説明をする仕事)は苦手で正直やりたくなかったです。
前述の鑑査業務と服薬指導業務はどちらも国家試験で得た知識を基本としてそれを利用しておこなう業務といえます。
では服薬指導の方だけ苦手だったのはなぜか?
相手がいるからです。
自分が分かっていることを相手に伝えなければならない、そこに難しさを感じたのです。
これが『わかることとできることは全く別』の原点です。
接客業務は難しい
さて、ここで少し考えてみてほしいのですが、例えば今まで誰かに自分の考えを伝える時に、それが容易だったことはあったでしょうか。
恋愛でも社内ディスカッションでもなんでも良いのですが、苦労せずに自分の思っていることをそのまま相手が理解できるように伝えられたことはあったでしょうか。
私は今までの人生の中で自分の気持ち・考えを伝えなければならない、伝えたい場面では都度どうやったら伝わるか非常に悩んできたように思います。
そしてこれからも悩み続けると思います。
皆さんはどうでしょうか。
もちろん簡単に伝えられるという方もいると思いますが、多くの方は
自分の考えを他人に伝えることは難しい
という風に考えているのではないでしょうか。
接客業務は言うまでもなく相手あっての業務です。少し厳しめに言うと、相手に伝えたいことを伝えることができなければ薬について詳しくても業務上は何の意味もありません。(自身の使用する薬を選択する時は役立ちます)
『相手に伝えること』という難しい作業が業務になったもの、それが接客だと考えれば、接客が難しいというのも納得がいきますし、せっかく勉強して資格をとったのに接客が全然できないというような状況に対しても納得がいくと思います。
そして接客について悩んだり、不安になったりすることももちろんあるでしょう。
実際に登録販売者様にうかがったところ、実に95%の方が接客業務に不安をかかえているということがわかりました。
内田自身について
ここで私自身についても少しお話ししておきたいと思います。
といっても〇〇大学卒とかのバイオグラフィーではないです。
私はもともとかなり人見知りをする方です。
コミュニケーション能力が高い方でもありません。むしろ低い方かもしれません。
それでも接客は苦なくこなせますし、今となっては楽しさも感じています。
自慢したいのではなく、人見知り、コミュニケーションが苦手という方にも諦めないでほしいのです。
むしろ人見知りをするタイプの人は他人の気持ちを理解しようとつとめる能力が高いと私は思っています。(わたしがこれに当てはまるかはさておき)
相手の気持ちを理解しようとする気持ちは接客において大変重要ですし、むしろ大きなアドバンテージにすらなり得ます。
自分に自信がない、人見知りだ、コミュニケーション能力低い、そういった方でも絶対接客力アップできると私は確信しています。私が生き証人です。
接客業務への不安や迷いを無くすには
話を接客業務に戻します。
では接客業務への不安や迷いはなくせないのか。
私の回答は
不安や迷いをゼロにはできないけど軽減することはできる
です。
やはりどんな仕事でも仕事である以上不安や迷いはつきものですし、迷いながら成長していくということもありますので、不安や迷いをゼロにする必要もないと思いますし、実際不安迷いがゼロという状況にはならないと思います。
では不安や迷いを軽減するために必要なことは何か。
私は以下2点が必要だと考えます。
① 正しい知識を身につける
前述の通り薬剤師の服薬指導の業務においては薬に関する正確な知識があってはじめてスタートラインに立てます。
(これを担保するのが国家試験)
登録販売者の日々の接客も同じです。
市販薬に関する正確な知識があって接客業務のスタートラインに立てます。
ですのでまずは薬について正確に理解することが重要となります。
② 知識を使えるものにする
次に “知識を使えるものにする” です。
再三申し上げております通り私は『分かることとできることは全く別』と考えています。
これを市販薬の接客に当てはめると
市販薬について理解することと、接客業務ができることは全く別
です。
それでは知識を使えるものにするためにはどうすれば良いか。
私には実践を積む以外に答えがありません。
残念ながら書籍を読んで市販薬について理解したところで、現場での接客は全く上達しないというのが私個人の感想です。
みなさんもこうしたご経験あるでしょうか?
(もちろん本で勉強することは自分自身にとってプラスにはなります。そこは否定しません。)
最初に申し上げた通り私は接客力アップには実践を積む以外に答えがないと思っています。
ここでいう実践とは実際の事例を日々体験することです。
一番良い実践は当然ですが実際に登録販売者というネームプレートをつけて現場で接客することです。
ただ、「人員の関係で最近接客業務あまりできていない」「同じ接客ばっかりだ」といった状況は少なくないと思います。
私はもっと効率的に経験を積む方法がないか考えました。
そこで思いついたのが接客事例の共有です。
余談になりますが、他人に自分の考えを伝えることは常に難しいという話をしましたが、「それでは接客業務もどれだけ経験しても難しいままなのではないか?」という問いに対してもここで答えておきます。
確かに接客業務も全く同じケースというのはほとんどなく、都度新しいケースに遭遇することになります。
しかし、接客においては こちらが伝えたいこと はある程度パターン化してきます。なぜなら接客業務の基本となる薬の知識(薬の情報)はほとんど更新されないからです。(新薬が出たり、注意事項が改定されるなど稀に更新されることはあります)
そして接客においては経験を積めば積むほど『接客の型』ができていきます。
〇〇のパターンでは□□だった。じゃあ今回も□□だ、というような応用も効きます。
これが人生の中で何度も遭遇する『他人に自分の考えを伝える』と違う部分です。
でも接客力アップには時間がかかるんじゃないの?
そうは言っても接客力アップには相当な時間がかかるんじゃないの?と思いますよね。
私の考えではこれは半分正しくて半分間違っています。
接客への不安をなくすために必要なこと、すなわち接客力アップに欠かせないことはすでに述べた2つです。
① 正しい知識を身につける
② 知識を使えるものにする
この2つを解決するためには従来
①分厚い参考書、関連書籍をたくさん読む
②実際の現場で接客の経験を積む
これらのことが必要でした。確かにこれには時間がかかります。
特に②は実際にお客様からご相談がなければ経験を積めず、経験スピードに個人差が出てしまいます。
しかし、今回開講したわたしのオンライン講座では
①薬剤師が情報を厳選した動画講義で効率よく学ぶ
②接客事例集によりさまざまな接客をケーススタディできる
このようにこれまで時間のかかっていた部分を効率よく短期間で学ぶことができるよう設計しています。
「接客力アップには相当な時間がかかるんじゃないの?」
に対して半分正しくて半分間違っていますと言いました。
もっと詳しく回答すると
従来は確かに時間がかかったけれど、この講座に参加すれば今までのように長い年月はかからない
です。
“スキマ時間” を活用して接客スキルが身に付くか
本講座の最大の特長はスキマ時間に勉強を進められる点です。
仕事や家事の合間、移動時間などに生まれるスキマ時間は平均で1日1時間程度と言われています。
「スキマ時間」というくらいなので1時間まとまって生じるわけではなくて、例えば1日に5分のスキマ時間が12個あって1日あたり1時間のスキマ時間がある、という具合です。
本講座の動画講義は1本30分。
内容は薬剤師として本当に必要だと思うものを厳選しています。
とにかく効率重視、貴重なお時間を無駄にしません。
比較的長めのスキマ時間(寝る前や家事の合間)に取り組めるコンテンツと言えます。
もちろんライブ配信ではないので一度に30分一気に見る必要もありません。
接客事例は1事例3分程度で読めるボリュームです。
これはまさに生活の “スキマ” に組み込めそうなボリュームです。
今までの生活を変えることなくスキマ時間で接客スキルを習得できる、これが本講座のイイ所です。
このオンライン講座が解決するもの
私が接客業務に対する不安迷いを軽減する(=接客力アップ)のために必要だと考えるのは以上の2点です。
ここから本題の私のオンライン講座に関してです。
冒頭で申し上げた通り、この講座は接客力アップに完全フォーカスしています。
つまり前述の2項目に完全フォーカスするということです。
接客力はコミュニケーション能力をあげればできるようになるわけだから、コミュニケーション能力を高める講座なんだ、という風には誤解しないでください。
前述の2項目に完全フォーカスしますのでこのオンライン講座の解決するものはまさに「接客における不安や迷い」です。
「接客業務が楽しくなり、仕事に対する不安がなくなる」こういう風になっていただけると信じています。
以下どのように上記2点にフォーカスするか解説していきます。
① 正しい知識を身につける→動画講義
今回の講座では初回16の動画講義を用意しました。
内容は以下の通りです。
1.総合風邪薬①
2.総合風邪薬②
3.痛み止め
4.痰・咳
5.胃薬①
6.胃薬②
7.花粉症
8.下剤
9.水虫・ウオノメ
10.しもやけ・あかぎれ
11.やけど・虫刺され
12.蕁麻疹
13.ニキビ
14.しみそばかす・肝斑
15.美容効果が期待できる成分
16.皮膚の基礎知識
(それぞれの講義の詳細な目次は下記の記事を参照ください。)
→登録販売者合格後勉強オンライン講義の目次
風邪薬や胃薬といった、いわゆる市販薬の花形の分野は講義を2回に分けました。その他も接客機会が多い症状、疾患を選びました。
これらの講義を見るだけで、接客に必要な薬の基礎的な知識は身に付きます。また、可能な限り接客に関する話題も取り入れているので、接客力向上もある程度見込めます。
ですがやはり接客力アップのためには実践が重要、この動画講義はあくまで薬の基礎的な知識を身につけるためのコンテンツとお考えください。
② 知識を使えるものにする→接客事例をひたすら経験
オンライン講座内で公開済みの接客事例はこちらからご確認いただけます。
この講座では定期的に(現在2日に1回)接客事例とその解説をPDFファイルで配信します。
接客力を向上させるためにはやはり実際の経験を積むことが欠かせません。
接客した回数に比例して接客力は必ず向上します。
ただ、実際の接客はお客様が来ないと、お客様に相談されないとできませんよね。
ということでこの講座では接客事例を提供することより、より現場に近い知識を身につけていただけます。
この接客事例の解説を学習することで実際に接客した時と同じような学びを得ることができます。
動画講義を基礎と考えるとこの接客事例は応用といえます。
「接客事例はあくまで個別の話だから接客力アップにはつながらないんじゃないか?」
そんなことはありません。
個別の事例を1つ1つ積み重ねていくことでしか接客力はアップしません。
網羅的な講義を1つ視聴して、その分野の接客が完璧になったというご経験はありますか?
ないですよね、そういうことです。
1つ1つ積み重ねていくことで類似のケースというのも出てきます。類似ケース同士の関連から学びが深まることもありますし、同じ系統の症状の事例を何個か学習すれば接客の型もできてきます。
こういうのが接客力アップにとって非常に重要です。
また教材として接客事例を日々提供していくとなると、次第にネタがなくなり重箱の隅をつつくような事例ばかりになっていくというのはありがちです。
わたしはそういう風にはしません。何度も似たような、時には全く同じ事例も配信します。
繰り返し出てくる事例は重要だと思ってください。繰り返し出てくること=重要なことです。
これは現場では当然なのですが、よく聞かれることというのは必ずあります。
例えば風邪の接客と不眠の接客、比率で言えば10:1かあるいは20:1ぐらいでしょう。
両者の接客でどちらをより優先してマスターすべきか。答えは明らかですね、風邪の方です。
聞かれることが多い=重要です。
重要なことは接触機会を増やして覚えてほしい、そういう思いから上記のような方針をたてています。
以上、オンライン講座について解説してきました。
接客について悩んでいる人にこそ参加してほしい講座です。
接客に対する不安や悩みが少なくなれば仕事はきっと楽しくなります。
私は接客業務、すごく楽しんでいます。
仕事を楽しめるようになると仕事が好きになります。ストレスも減るでしょう。
皆さんも接客業務を楽しめるところに一緒にいきませんか?
とても楽しいですよ!
最後になりましたが、登録販売者の他、薬剤師の方の参加ももちろん歓迎です。市販薬販売に携わっている薬剤師の皆様も是非参加ご検討ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。