美容にもおすすめ!生薬ヨクイニンの概要、効能効果などを紹介

市販薬
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ヨクイニン」や「ハトムギ」は、美容に興味のある方であれば一度は聞いたことがある言葉だと思います。

ハトムギはより有名で、化粧水等にハトムギエキスが配合されてることもあります。

実はヨクイニンの原料はハトムギで、ヨクイニンとはハトムギの皮を除いた種のことです。

古くからお肌のために用いられてきた歴史ある生薬です。

今回はそんな肌のための生薬である「ヨクイニン」について解説していきます。

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

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ヨクイニンの概要

前述の通り「ヨクイニン」とはハトムギの皮を除いた種で、古くからお肌のために用いられてきた生薬です。

まずヨクイニンが古くから薬として使われてきた根拠ですが、ヨクイニンは中国最古の薬物学書であるとされている「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」に収載されています。ちなみにその中でヨクイニンは「無毒で長期に服用しても問題ない」とされる「上薬」に分類されています。

神農本草経に掲載された薬物は上薬、中薬、下薬に分類され、前述の上薬以外はそれぞれ中薬=「毒にもなり得るもの」、下薬=「毒が強く長期服用は不可のもの」です。

ヨクイニンの原料であるハトムギは雑穀で、例えばシリアル食品に利用されているのはよく知られています。そして爽健美茶の原料としても大変有名ですね。昔の爽健美茶のCMの歌いだしはハトムギです。

ハトムギ精米よりもたんぱく質を多く含み、その他ビタミンB群、ミネラルなども豊富に含みます。ビタミンは「人間が生きていくために必要であるものの自分自身の身体で十分な量を作ることができない有機物」であり、ミネラルは「人の身体に必要不可欠な無機質」です。体に必要な栄養素を豊富に含むハトムギが薬として使われているというのは納得できる話です

ちなみに人に必要不可欠なビタミンとミネラルは、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素と合わせて五大栄養素とされています。

ヨクイニン以外の美容目的で使用される成分については下記記事でまとめました。

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ヨクイニンの効果

市販薬として販売されているヨクイニンの効能効果は「いぼ、皮膚のあれ」、医療用医薬品の効能効果は「青年性扁平疣贅、尋常性疣贅」です。医療用については難しい言葉ですが、簡単にいうとイボ(ただし老人性のイボを除く)です。

ヨクイニンには、余分な水分、便、老廃物の排出を促進する効果があります。水分については体内の水分バランスを整えるイメージです。水は体内に必要ではあるものの、水の体内での分布が正常でない場合には体に対して悪影響であるという考え方が漢方の世界にはあります。

肌に対しての効果を考えると、良質なタンパク質(アミノ酸)、ビタミンやミネラルを含むヨクイニンには新陳代謝、肌の生まれかわりを活発化する働きが期待できます

老廃物の排出促進、肌の水分代謝促進により乱れている肌のターンオーバーを正常化に導く作用です。

ターンオーバーが正常化されること、すなわち肌の生まれかわりのサイクルに滞りがなくなることできれいな肌となっていくのをサポートしてくれます。

ターンオーバーについては別の記事で解説しました。
肌のターンオーバーとは?ターンオーバーの意味と乱れる原因、対策を解説

なお、美肌・美容効果が期待できますが、シミなどの特定の症状に対してはより効果の期待できるお薬があるためそちらを使用することを推奨します。

シミの薬については別の記事で紹介しています。
シミ・そばかすにおすすめの飲み薬ランキング【2022年最新版・市販薬】

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市販のヨクイニン製剤いろいろ

ここからは市販のヨクイニン製剤を紹介していきます。

クラシエヨクイニンタブレット

商品名に「タブレット」とある通り、錠剤タイプの製剤です。

錠剤は成人では飲むのが難しいということが少ない剤形で、薬としては最も一般的な剤形です。

成人では1回6錠、1日3回食前または食間に水又は白湯にて服用という用法です。

食前とは通常食事の30分前のこと、食間とは通常食後2時間のことをいいます。

この2つに共通するのは空腹時であるということです。

生薬や生薬から構成される漢方薬は一般に空腹時の服用の方が効果が期待できるとされています。そのため今回紹介しているヨクイニンについても「食前または食間」という用法になっています。

普段服用するお薬は食後の服用が多いため薬=食後に飲むものというイメージがあると思いますが、漢方は基本的に食前服用です

ただしやはり食後と比べて食前では服用し忘れてしまうことが多いのも事実です。

調剤薬局で漢方薬をお渡しする際には「食前服用を忘れてしまった場合には食後でも良いので1日3回服用してください、できれば食前に服用してください」と伝えています。

個人的にヨクイニン錠剤タイプのメリットは簡易性、デメリットは1回6錠と服用錠数が多いことだと思っています。1回に6錠は多いと感じる方は下記に紹介するその他の剤形も検討してみましょう。

ヨクイニンエキス顆粒クラシエ 45包

次に紹介するのは顆粒タイプのヨクイニン製剤です。

顆粒剤は一見飲みづらくて面倒な剤形に思われるかもしれませんが、1回に多くの錠剤を飲むヨクイニンにおいてはメリットがあります。

それは携帯性です。

今回紹介しているヨクイニンエキス顆粒クラシエは1回分ごとに分包されているため、例えば仕事の日のお昼用として1包持っていけば良いということです。便利ですね。

デメリットはやはり飲みづらさだと思います。

山本漢方ヨクイニン

最後の紹介するのはティーバックタイプです。

ティーバックって薬なの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは第3類医薬品です。飲み方は異なりますが、目的はヨクイニンの摂取であり、錠剤タイプや顆粒タイプと同じです。

用法は
大人(15歳以上)は、1日量10g(1包)を、水約600mLをもって煮て、約400mLに煮つめ、滓(カス)を取り去り、食前又は食間3回に分服する。

大人の場合1回量は「10gの煎液の1/3」であり、「1日3回を限度とする」と上限があります。

1日分を作って、それを3回に分けて服用するという飲み方です。

漢方独特の飲み方ですね。

メリットは漢方の雰囲気を体感できること、デメリットは手間がかかることです。

漢方は顆粒製剤にする技術がなかった頃、煎じ薬として服用されていました。

そうした漢方の世界観を感じてみたい方はティーバックタイプを試してみてはいかがでしょうか。手間はかかりますが、逆にいうと手間暇かけて作ったお薬を飲み忘れるということは考え辛いです。ヨクイニンを煎じることを1日の日課にすることで服用し忘れが減ることも期待できますね。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

今回はお肌のための生薬「ヨクイニン」について解説してきました。

肌荒れが気になる方はヨクイニンを一度試してみてはいかがでしょうか。

なお、肝斑やニキビなどの固有の症状におすすめの飲み薬は別の記事で紹介していますので是非これらの記事も参考にしてみてください。

肝斑
肝斑とは?シミ・そばかすとの違いや肝斑改善効果の認められた市販薬を解説

ニキビ
ニキビにおすすめの飲み薬。市販のビタミン剤ランキング【市販薬】

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

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