魚の目とは?原因と対策、市販薬での対応方法を紹介

市販薬
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足底にできることの多い魚の目(うおのめ)

ひとたび魚の目ができてしまうと歩くたびにズキズキ痛み歩くのが辛くなってしまいます。

特にハイヒールなど足に負担のかかる履き物を使用することの多い女性に多い症状です。

今回は患部がズキズキ痛む魚の目の概要、対策、市販薬での対応方法を紹介していきます。

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

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魚の目とは?

魚の目とは足の裏などの角質が硬く肥厚する症状の疾患です。患部中央には角質柱(芯)ができ、白い点、あるいはくぼみに見えます。魚の目という名前の由来はこの芯が小さな目のように見えることであり、医学用語では鶏眼(けいがん)と呼ばれます。

後述するように外的刺激が原因となり発生するものですので感染性疾患ではなく、他人にうつす、というようなことはありません。

患部は痛みを伴うことが多いですが、これは患部中央の芯が皮膚の深いところ、神経のある部位まで到達し、患部に刺激が加わる度に芯が神経を刺激するためです。

よくできる場所は足の底、足の指、足の指の間などです。

男女問わず起こる皮膚疾患ですが、ハイヒールなど機能性よりもファッション性を重視した履き物を履く女性の方ができやすいと言われています。

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魚の目の原因は?

魚の目は継続的に摩擦や圧迫といった刺激を受け続けた結果、皮膚の防御反応として角質が硬く、厚くなるものです。

なので原因は「断続的な摩擦や圧迫といった刺激」です。

こうした刺激は主に以下のような理由で起こります。

不適合な履き物の使用
足をはじめとした体の変形
歩き方

不適合な履き物の使用

魚の目の原因の大半は履き物です

足の形に合っていない履き物、ハイヒール、足底が硬い靴が魚の目の原因となります。

足の形に合っていない履き物

足の形にあっていない履き物を履いていることで、足の特定の部分が継続的に摩擦や圧迫といった刺激を受けます

また、足先の細くなっているものでは親指と小指が圧迫されるため、指の側面に魚の目が発生する原因となり得ます。

足に合わない履き物は外反母趾をはじめとした足の変形の原因になることもあります。足の変形もまた魚の目発生の原因となります。

ハイヒール

ハイヒールは通常のスニーカーでの歩行時と比較してつま先側に大きく負担がかかります。

強く刺激を受けるつま先側で魚の目が発生する原因となり得ます

足底が硬い靴

足底が薄い、硬い靴も魚の目の原因となることがあります。

クッション性の高い履き物と比較して足底にかかる負担が大きくなるためです。

および歩き方の癖・立ち方に癖があることによっても、体重がかかることによる負担が大きくなって足の裏に症状が出やすいです。

足をはじめとした体の変形

足の変形

足の骨の異常や変形が魚の目の原因になることも少なくありません。

足の骨の変形では、親指の先が人差し指の方に向く外反母趾が有名ですね。

足に変形があると、特定の部位が履き物により摩擦、圧迫されます。また足に合った履き物が見つけづらい、歩き方も変わる、と魚の目発生のリスクがあがります。

姿勢(体の歪み)

体の歪み、猫背などの姿勢によって、正しく歩行しているつもりでも足底の一部分に刺激が加わり続けている可能性があります。体の歪みでいえば、坐骨が地面と水平でない場合には左右どちらかの足が強く刺激を受けることになります。

歩き方

歩き方自体が悪い場合あるいはは姿勢の悪さが原因で歩き方も悪くなっている場合があります。また、がに股歩き、足を引きずるような歩き方(スリッパを履いている状態で走ったり速く移動する時になりやすい)は、歩行時に足底の特定部位に刺激が集中してしまうため魚の目の原因となり得ます

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タコ、イボとの違いは?

魚の目と似た症状としてタコやイボがあります。それぞれ解説しますが魚の目との大きな違いはタコやイボでは激しい痛みを伴わないという点です

タコ

タコは魚の目と同様外部からの刺激に対する皮膚の防御反応の結果角質が硬くなるものです。魚の目との違いは大きな痛みを伴わないことです。これは魚の目で見られる皮膚の内側に向かって大きくなる芯がないためです。タコは身体中どこでもでき、例えば勉強をするとペンだこができることがあります。

イボ

イボはウイルス感染で起きる場合が多く、身体中どこにでもできます。原因が外部からの刺激でないという点で魚の目やタコと異なります

一般にイボといえば患部は盛り上がってみえますが、足底の場合は圧迫されるため患部が平らになり魚の目やタコと一見同じように見えます。

魚の目との違いは患部に芯がなく痛みもほとんどないこと、そして前述のように発生原因の違いもあります。

魚の目の対策と治療

次に魚の目の予防や治療について紹介していきます。

魚の目の予防

魚の目を予防するためにはすでに説明した魚の目の原因を作らないことが大切です。

特に使用する履き物を変えるというのは予防策としてすぐにできることだと考えます。

サイズが合っているか
特定の部位が圧迫されないか
足先に十分なゆとりがあるか
足底に厚み、クッション性があるか

といったことを確認しましょう。

歩き方、体の歪みについては簡単なようですぐに直すことはなかなか難しいように思いますが、歩行についてはかかとから着地→かかとから指先へ重心移動→指(特に親指)で蹴り出すということを意識してみましょう。

姿勢についてはやはり正しい姿勢というものがあるので、猫背である場合には姿勢を良くしてみましょう。歩き方が変わるだけでなく、猫背で頻発する肩こりや腰痛対策にも効果的です

魚の目の治療

魚の目の痛みの原因は患部中央の角質柱(芯)であるため、これを取り除くことが治療となります。

魚の目が悪化している場合自分で切除、摘出するのは困難です。

症状がひどい場合には受診することを推奨します。

軽症であれば市販薬で対応可能な場合があります。

また、芯を切除して一旦痛みがなくなったとしても同じ生活をしていると同じ部位に継続的に刺激が加わるため同じ部位で再発することも多いです。

そのため治療後の再発を防ぐためにも予防が大切になります。

魚の目に効果の期待できる市販薬

魚の目による痛みの症状を改善するためには患部中央の角質柱(芯)を摘出する必要があります。

そのためにまず患部の硬くなった皮膚をふやかし、柔らかくする必要があります。

魚の目用の市販薬はサリチル酸配合の貼り薬(絆創膏)です。

サリチル酸には角質軟化作用及び正常な細胞と魚の目の芯を結び付けているデスモグレインという物質を溶かす作用があります。

サリチル酸は貼付後にまずは患部の角質を柔らかくし、その後デスモグレインに達します。

デスモグレインを溶かすことで芯を正常な細胞から分離させ、芯を摘出することができるというのがサリチル酸絆創膏のメカニズムです。

貼り薬タイプは貼ったまま入浴が可能で、張り替えは剥がれなければ2~5日毎におこないます。剥がれてしまった場合は都度貼り替えましょう。

患部の周りの皮膚を軟化、溶かしてしまわぬ用に患部よりも少し小さいサイズに切って貼ることも重要です。

今回紹介するスピール膏 SP-Fは絆創膏以外にも保護パッドと保護シールが付属しており便利です。

軽症の場合はこのような市販薬を使用することで改善が見込めますが、市販薬を使用しても改善しない、芯がうまく摘出できない等困ったことがあれば迷わず受診しましょう。自身で無理に摘出しようとすると患部が悪化する恐れもあります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

魚の目の治療は患部中央の芯を取り除くことであり、再発予防のためにも生活、特に履き物について見直し改善する必要があります

今回の記事が魚の目に対する理解を深めるきっかけになれば幸いです。

今回は魚の目の概要、使用できる市販薬を紹介しました。

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

足の皮膚トラブルとして魚の目以外にも水虫やしもやけがあります。それぞれについては別の記事で解説しています。

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