授乳中に使える市販薬の痛み止めはタイレノール!ロキソニンは?

市販薬
スポンサーリンク

薬を服用する際に特に注意すべき状況というのがあります。
妊娠期間はもちろんですが、授乳期間中も薬の服用に際しては皆様ご存知の通り注意が必要です。

ですが授乳期間中であっても、痛み止めが飲みたい!という事は結構あると思います。

今回は服用頻度の高い痛み止めにフォーカスし、授乳期間中に安心して服用できる市販薬の痛み止めを紹介します。

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

スポンサーリンク

授乳期間中に使える市販薬痛み止めは「タイレノールA」

早速結論ですが、授乳期間中に安心して使える市販薬の痛み止めはタイレノールA です。

市販薬の痛み止め「タイレノールA」は授乳期間中でも安心して使える痛み止めで、実際に商品パッケージの注意事項の欄にも授乳婦に関する記載がありません。

成分はアセトアミノフェンで、授乳期間中でも安心して服用できます。(ただし一定の割合で肝障害のリスクはあり)

アセトアミノフェンには鎮痛作用だけでなく解熱効果もあるので解熱剤としても使えます

注意事項は、総合感冒薬を服用中の場合です。
総合感冒薬にアセトアミノフェンが配合されていることがあり重複する恐れがあります。

タイレノールの成分「アセトアミノフェン」

アセトアミノフェンは古くから現在まで、市販薬として販売されているのはもちろん医療用医薬品としても「カロナール」という名称でたいへんよく処方されている成分です。

アセトアミノフェンの効果は「解熱」と「鎮痛」であり、あわせて「解熱鎮痛剤」と呼んだりもします。

アセトアミノフェンは前述のように現在医療用医薬品としても頻繁に処方されており、特に小児の解熱には絶対アセトアミノフェンが出るというくらい使われている薬なのですが、その一方で作用機序は不明な点が多いです。

現在考えられているのが下行性抑制系の賦活化(下記)です。

例えば痛みについて、末梢神経(足とか)が痛みを脊髄→脳へと伝え脳が痛みを感知します。

これの逆で中枢である脳から脊髄へと下行性に痛みを抑制する合図を出す経路のことを下行性抑制系といいます。

アセトアミノフェンはこの下行性抑制系を賦活化(活性化)することで鎮痛効果を発揮すると考えられています。

解熱作用に関しては、脳の体温調節中枢に作用して解熱作用を発現すると考えられていますが、こちらも詳しくは不明というのが現在の状況です。

アセトアミノフェンは小児でも使える安全なお薬ですが、注意すべき副作用として肝機能障害があります。

スポンサーリンク

授乳期間中ロキソニンは飲んでも大丈夫?

痛み止めといえばロキソニンですが、ロキソニンは授乳期間中は自己判断では服用しないほうが良いでしょう。

医療用医薬品ロキソニンの添付文書(薬の説明書)には以下のような記述があります。
「授乳中の婦人に投与することを避け、やむをえず投与する場合には授乳を中止させること」

市販薬ロキソニンSの注意事項欄「次の人は服用前に石、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい」の項にも「授乳中の人」と記載があります。

もちろん薬剤師の現場感覚としては出産直後の授乳婦にもロキソニンが処方されることも多く、問題ないと言えそうだという気持ちはあります。

しかし現状薬の説明書である添付文書や商品パッケージに上記のような記載があるため自己判断での服用は避け、服用したい場合には医師、歯科医師又は薬剤師に相談しましょう。

市販薬ロキソニンSシリーズについては下記の記事でまとめました。
参考・市販薬ロキソニンSシリーズを徹底比較【眠気注意のものは?】

スポンサーリンク

タイレノール以外に授乳期間中飲める市販薬痛み止めはある?

その他の市販薬についてですが、基本的に注意の欄に妊婦、授乳婦に関する記載のあるお薬が多いです。

大人用の市販薬の痛み止めで探した限りでは「タイレノールA」だけでした。

イブA、バファリンA、ロキソニン等も基本的には服用しても問題ないと思われます。

実際に調剤薬局で働いていると出産直後に授乳婦に対してロキソニンが処方されることもよくあり、これは多くの薬剤師が知るところでもあるでしょう。

しかし、自己判断での服用はくれぐれも避け、購入時に医師、歯科医師、あるいは薬剤師や登録販売者に相談するのが良いでしょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか?

今回は授乳期間中に安全に飲める市販薬の痛み止めは?というテーマについて解説しました。

授乳期間中に安全に服用できるとされている市販薬痛み止めはアセトアミノフェンを成分とする「タイレノールA」です。

その他の市販痛み止めも授乳期間中に服用するのが大問題というわけではありませんが、必ず購入時に薬剤師または登録販売者に相談するようにしましょう。

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

タイトルとURLをコピーしました