虫刺されに効く最強の市販薬ランキング【ステロイド配合の薬がおすすめ】

市販薬
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夏場に多い虫刺され

赤い腫れは見た目にも影響がありますし、しつこいかゆみは辛いですよね。

キャンプ等アウトドアから帰ってくるとあちこち虫に刺されていた、なんていう経験をされたことのある方も多いと思います。

(ちなみに筆者はどういうわけか足首ばかり刺されます。。。)

今回は腫れやかゆみ、あるいは痛みやその他の症状を伴うこともある虫刺されにおすすめの市販薬を紹介します。

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

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虫刺されとは

虫刺されとは、人が虫から血を吸われる、虫に刺される、虫に咬まれる、といったことが原因で生じる皮膚症状(皮膚炎)のことです。

虫刺され」という名称ですが必ずしも虫に刺されるわけではなく、むしろ虫刺されの多くの場合に原因生物となる蚊やブヨは吸血することで皮膚炎を生じさせます。

医学用語では虫刺されのことを「虫刺症(ちゅうししょう)」といいます。

原因となる生物は、前述の蚊やブヨ、その他ノミ、ダニ、ノミ、ハチ、ムカデ、毛虫などです。

患部は赤く腫れ上がり、かゆみや痛みを伴い、3日~1週間程度で完全に治癒、寛解することがほとんどです。ただしハチに刺された場合には注意が必要です。

また、症状は後述のように原因生物により異なりますし、人側の要因もありアレルギー体質の方では症状が強く出る傾向にあるとされています。

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なぜかゆくなったり赤くなったりするの?

虫刺されのかゆみや赤み、痛みなどの原因は2つあります。

1点目が虫に刺されたり咬まれたりした際の物理的な痛み(注射を指す時に痛いのと理屈は同じ)です。

2点目は虫の唾液や毒に対するアレルギー反応です。このアレルギー反応はさらに即時型遅延型に分けられ、前者は刺されてすぐ、後者は刺された数日後から起こるものです。

アレルギー反応によりヒスタミンなどのかゆみ等誘発物質が分泌されることで症状が発現します。

以上のような理由で患部が赤く腫れたり、かゆみが出たりします。

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原因生物は?

最も一般的なのは蚊やブヨです。また頻度は高くないですがハチは虫刺されの原因生物として最も知られているものの1つです。

その他代表的な虫刺されの原因生物は以下です。

血を吸う生物→蚊、ブヨ、ダニ、ノミ
刺す生物→ハチ
咬む生物→ムカデ
接触することで症状が出るもの→有毒の毛虫

吸血により症状を引き起こします。虫刺されは蚊によるものが最多です。刺された直後からかゆみが発生し、患部が赤く腫れ上がります

症状は比較的軽症なことが多いですが、個人差はあるため油断はできません。

蚊は室内や公園など日常的に見られます。

ブヨ

吸血により症状を引き起こします

吸血の際にブヨが皮膚に注入する唾液は蚊のものよりも毒性が強いです。

ブヨがかじった痕が、内出血として残ることもあります。

症状は時間とともに強くなっていく特徴があり、蚊による症状よりも症状は強く出る傾向があります。患部にしこりが残ることもあります。キャンプなどアウトドアでブヨに刺されることが多いです。

ダニ(イエダニ)

吸血により症状を引き起こします

しつこいかゆみが続くという特徴があります。

室内でダニに刺される場合ほとんどがイエダニであり、お腹や足などが刺されやすいです。

屋外でダニに刺されたという場合にはマダニが疑われます。

ノミ

吸血により症状を引き起こします

イヌ、ネコといったペットにノミが寄生している場合があります。ノミに刺されると、かゆみや赤みが出現し、水ぶくれになることもあります。水ぶくれができた場合には痕が残る恐れがあるため皮膚科の受診を推奨します。

ハチ

刺すことにより症状を引き起こします

ハチに刺されるとハチ毒の刺激により、激しい痛み、腫れの症状が出ます。

特に2回目以降はアレルギー反応が非常に強く出ることがあり注意が必要です。稀に呼吸困難などを伴うこともあるアナフィラキシーショックを起こし重篤となることがあるため、ハチに刺されて気分・体調に急激な変化があった場合にはすぐに受診しましょう。アナフィラキシーショックは命にかかわる場合があります

ムカデ

咬むことにより症状を引き起こします

咬まれた直後から激痛が生じます。赤く腫れ上がり、しびれが生じる場合もあります

ハチに刺された時と同様に強いアレルギー反応が出るとアナフィラキシーショックを起こすことがあります。気分・体調に急激な変化があった場合にはすぐに受診しましょう。アナフィラキシーショックは命にかかわる場合があります

毛虫

毛虫の毒針毛に触れることで症状が出ます

虫刺されというよりも接触性皮膚炎と言った方が適当かもしれません。

赤いブツブツがたくさん発生するのが特徴で、かゆみや痛み伴います

毒針が患部に付着した状態で掻いてしまうと症状が広がってしまう恐れがあります。

虫刺されの予防、対策

予防策としては、虫除けスプレー等の使用肌の露出を抑えるといったことが考えられます。

ただし虫刺されは暑い夏場に多いため肌の露出を抑えるのは難しいこともあるかと思いますし、露出を抑えたいがために厚着になってしまい、結果として熱中症になってしまっては本末転倒です。

虫除けスプレーをはじめとした虫除けグッズの使用は最も取り入れやすい虫刺され予防策です。

また、室内での虫刺されを防ぐためにはこまめな掃除が予防につながります。

実際の虫刺されの場合ですが、症状がすぐに出てこない場合もあるため考えるのがなかなか難しいです。

対策としては刺されたあとに明らかな異常がある場合には受診を推奨します。例えばハチに刺されたあとなどで気分、体調が急激に変化した場合にはアナフィラキシーショックが疑われます。また、マダニに咬まれた際、皮膚を咬んでいるマダニを自分で除去するのは危険です。虫の体の一部が皮膚内に残り、別の感染症など二次被害の原因になることがあります。その他水ぶくれや赤いぶつぶつがたくさんあるなど通常の赤く腫れ上がる虫刺されの症状と違う症状が出た場合には受診しましょう。

症状が軽症である場合は経過観察あるいは市販薬の使用を検討しましょう。ただし市販薬の使用後しばらくたっても症状が改善しない場合にはやはり受診するのが良いでしょう。

虫刺されにおすすめの市販薬ランキング

ここからはおすすめの市販薬をランキング形式で紹介します。

虫刺されに対して使うお薬は大きくステロイド不使用のお薬とステロイド配合のお薬の2種類に分けられます。一般にステロイド配合のお薬の方が優れた効果が期待できます。

ステロイド」は、副腎という体内の臓器でつくられるホルモンで副腎皮質ホルモンとも呼ばれます。

このステロイドには優れた炎症効果があり、虫刺されの症状以外にも皮疹、アトピー、肌荒れ、しもやけ、あかぎれ等の皮膚症状に外用薬として広く使われるものです

調剤薬局勤務時の経験からすると、虫刺されにステロイドを使わない例というのはみたことがありません。おそらくこれは虫刺されで受診される方の症状は虫刺されの中でも中等度以上の症状であるためでしょう。

ステロイド外用剤については下記記事で詳しくまとめています。
市販ステロイド軟膏(塗り薬)のおすすめを紹介【市販薬で最強なのはどれ?】

虫刺されの市販薬については当然軽症の場合にも使われる(むしろ重症は受診推奨)ので、ステロイド不使用の商品も有効と考えます。

いずれの市販薬についても言えることですが、使用後1週間程度たっても症状が改善しない場合には治療が必要な場合もあるため速やかに受診するようにしてください

第5位 新ウナコーワクール

虫刺されにおすすめの市販薬第5位は新ウナコーワクールです。こちらは長い間販売されている定番商品で、ステロイド不使用のお薬です。

新ウナコーワクールの配合成分は下記の通りです。

・ジフェンヒドラミン塩酸塩(かゆみどめ)
・リドカイン(かゆみを感じにくくさせる)
・l-メントール(患部に清涼感を与える)
・dl-カンフル(患部に清涼感を与える)

この中でリドカインというのはいわゆる麻酔作用のある薬で、例えばおしりの痔の薬で痛みを感じにくくさせる目的でリドカインが配合されることがあります。今回の場合かゆみを感じにくくさせる目的で配合されています。

第4位 ムヒS

虫刺されにおすすめの市販薬第4位はムヒSです。こちらも長い間支持されているお薬ですね。

パッケージもクラシックでいい感じです。

配合成分は下記の通りです。

・ジフェンヒドラミン(かゆみどめ)
・グリチルレチン酸(生薬由来の抗炎症成分)
・l-メントール(患部に清涼感を与える)
・dl-カンフル(患部に清涼感を与える)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

かゆみ、炎症を抑え、患部の殺菌効果もあるお薬で、虫刺されの薬として非常にバランスが良いです。

第3位 ウナコーワエースL

第3位はウナコーワエースLです。こちらはステロイド配合のお薬になります。

ウナコーワエースLの配合成分は下記の通りです。

・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド、抗炎症作用)
・リドカイン(かゆみを感じにくくさせる)
・ジフェンヒドラミン塩酸塩(かゆみどめ)
・l-メントール(患部に清涼感を与える)
・dl-カンフル(患部に清涼感を与える)

ステロイド配合で優れた抗炎症効果が期待できます。

処方内容は第5位の新ウナコーワクールにステロイドを足した5種類の配合となっています。患部のかゆみだけでなく赤み、腫れが気になる場合にはおすすめです。

ゲルタイプと液体タイプがあります。ドラッグストア勤務時の経験上液体タイプの方が人気です。

第2位 ムヒアルファEX

虫刺されにおすすめの市販薬第2位はムヒアルファEXです。

こちらもステロイド剤配合の塗り薬です。

・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド、抗炎症成分)
・ジフェンヒドラミン(かゆみどめ)
・l-メントール(患部に清涼感を与える)
・dl-カンフル(患部に清涼感を与える)
・クロタミトン(かゆみを感じにくくさせる)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

ステロイドによる優れた抗炎症作用、そしてクロタミトン配合ということで2位としました。クロタミトンかゆみを感じにくくさせる薬で、蕁麻疹でも汎用されます。医療用医薬品ではオイラックスという商品名です。

ムヒアルファEXには液体タイプもありますが、液体タイプにはクロタミトンが配合されていませんので注意が必要です。

第1位 ベトネベートN軟膏AS

虫刺されにおすすめの市販薬第1位はベトネベートN軟膏ASです。

ステロイド配合の市販薬です。

配合成分は下記の通りです。

・ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド、抗炎症作用)
・フラジオマイシン硫酸塩(抗菌薬、化膿止め)

ベタメタゾン吉草酸エステル炎症を抑えるステロイド剤で、炎症を伴った痛みが生じている患部の炎症を鎮めます。虫刺されで腫れた患部への優れた抗炎症作用が期待されます。医療用医薬品のリンデロンと同じ成分です。

フラジオマイシン硫酸塩抗生物質です。虫刺されでは患部を掻き壊してしまったり、水ぶくれになったりして患部から感染を起こす可能性があります。そのため抗生物質が配合されていると安心です。患部からの感染を防ぎます。

外用ステロイドは強さについて医療用も含めて5段階に分類されますが、ベトネベートN軟膏ASに配合されているステロイドは3番目のストロングに分類されます。(ウィーク<マイルド<ストロング<ベリーストロング<ストロンゲストの順で強くなります)

配合ステロイドの強さが市販薬の中では最も強いストロングであるため今回第1位としました。抗生剤が配合されているのも加点ポイントです。

なお、ベトネベートN軟膏ASを使用する際には注意点があります。
このお薬には通常顔には使用しない「ストロング」ランクのステロイドが配合されています。なので顔には使用せず、顔の虫刺されがひどく腫れてしまった場合は受診しましょう。

今回紹介したベトネベートN軟膏ASは市販薬のステロイド剤ではかなり優れているもので、虫刺され以外にもしもやけやあかぎれなどの皮膚トラブルにも使用できます。ただし顔には使用しない強さですのでご注意ください。しもやけとあかぎれについては別の記事で解説しています。

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あかぎれにおすすめの市販薬。ひどいときはステロイドを使用しましょう

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

虫刺されは原因生物によって症状もさまざまです。軽症であれば市販薬で十分対応可能ですが、ひどい場合には迷わず一度受診しましょう。

また、キャンプなどのアウトドアで虫の多い場所に出かける場合は虫除けスプレー等で対策をしましょう。

今回は虫刺されにおすすめの市販薬を紹介しました。

※お薬の使用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が使用しても大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく使いましょう。

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