花粉症薬アレグラFX(アレグラ60mg)を徹底解説。眠気は出る?

アレグラ
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花粉症の季節には毎年服用したいアレルギーの薬。その中でも最も名前の知られている薬「アレグラ」について今回はその価格、副作用等々を徹底的に解説していきます。

「毎日飲むから価格が気になる」「眠気はでない?」など疑問が解決できますので是非最後まで目を通してみてください。

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

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アレグラの概要

まずはアレグラの概要から。

成分名はフェキソフェナジン、商品名「アレグラ」はイタリア語の「嬉しい」「楽しい」の意味。

フランスのサノフィという製薬会社によって開発され、日本では2000年11月より医療用医薬品「アレグラ錠60mg」の販売が開始されました。

医療用医薬品の製造販売元は開発会社でもあるサノフィ日本法人です。

発売後現在に至るまで皮膚科、耳鼻科を中心に処方されている医薬品です。
どこの薬局で働いていても気づけばフェキソフェナジン(アレグラの成分名)が処方されているといっていい程処方している医師が多い印象です。

アレグラは抗ヒスタミン薬という種類に分類される抗アレルギー薬で、同じ抗ヒスタミン薬としては市販薬でも販売されているアレジオンやクラリチンなどがあります。

ヒスタミンには血管拡張、血管透過性亢進作用などがあり、ヒスタミン受容体にくっつくことでこれらの効果を発現します。

鼻水やくしゃみ、かゆみなどはこのヒスタミンの効果により自覚症状として出てくると考えられています。
また、ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす神経伝達物質であるため、蕁麻疹等皮膚科系疾患の発現にも関与しています。

アレグラなどの抗ヒスタミン薬は上記のヒスタミン受容体をブロックすることで抗アレルギー作用を発現します。

耳鼻科領域では鼻水、くしゃみ、鼻炎症状に、皮膚科領域では蕁麻疹やアレルギー皮膚炎などの治療で処方されています。

アレグラは抗ヒスタミン薬の中でも「第二世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれている薬品群の1つです。

抗ヒスタミン薬の歴史は古く、アレグラ販売前にすでに「第一世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれる薬がいくつか使用されていましたが、第一世代では眠気が出やすいという弱点がありました。

第二世代の抗ヒスタミン薬はこの「眠気がでやすい」という弱点が改善され、さらに薬の作用時間の持続化にも成功しました。

薬が長く効けば1日の服用回数は少なくてすみます。

1日3回の服用が必要だったところ、1日2回や1日1回になるのは嬉しいですよね。

第一世代抗ヒスタミン薬の「眠気」についてですが、特に皮膚科において「かゆくて眠れない」という患者さんには、この副作用を逆手にとって今でも好んで第一世代が使われることもあります。

現在医療用では「アレグラ錠60mg」「アレグラ錠30mg」(小児用)「アレグラOD錠60mg」(OD錠とは口の中で溶けるタイプの錠剤のこと)が販売されています。
(ジェネリック医薬品は「フェキソフェナジン塩酸塩錠」)

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医療用から市販薬へ

医療用医薬品として広く使用されたのち、2012年11月には市販薬として販売が開始されました。商品名は「アレグラFX」で、医療用医薬品と同成分同量(フェキソフェナジン60mg)ということで注目されました。

販売元はサロンパスでお馴染みの久光製薬、製造販売元は開発会社の日本法人サノフィです。

用法用量は1日2回1回1錠朝夕です。

2012年当時は第1類医薬品として販売開始されたため薬剤師でないと販売できませんでしたが、2016年8月より第2類医薬品へ変更となり、現在では登録販売者でも販売することができるようになりました。

また現在では市販薬でアレグラのジェネリック医薬品も登場してきています。
アレグラのジェネリック医薬品については下記の記事を参考にしてください。
市販薬アレグラFXにはジェネリックがある。安い方がいい方要チェック

市販のアレグラには子ども用もあります。
商品名は「アレグラFXジュニア」で、2017年11月に販売が開始されました。

こちらは現在第1類医薬品に分類されているため薬剤師からでないと購入できません。
第2類医薬品へ変更となり、現在では大人用のアレグラFX同様、登録販売者でも販売することができるようになりました。

成分量は1錠中にフェキソフェナジン30mgで、大人用の半分の量です。

用法用量は年齢によって異なり、下記のように決まっています。

7~11才:1回1錠1日2回朝夕
12~14才:1回2錠1日2回朝夕
(12~14才については1回2錠なので大人と同量です。)

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気になる副作用は?眠気は?

薬を服用する上で気になるのが副作用。
特に花粉症の薬と聞くと気になるのが「眠気」ですよね。

医療用医薬品アレグラの添付文書(薬の説明書)によると、国内外の成人臨床試験においては眠気が2.3%、使用成績調査及び特別調査においては眠気は0.5%の頻度で起きたとされています。

第二世代抗ヒスタミン薬は比較的眠気の副作用が出づらくなっているものが多いですが、眠気の副作用の発現確率がこの第二世代抗ヒスタミン薬でも添付文書上の数字で5%を超えている医薬品もあります。

こうしたことから考えるとアレグラに限っては眠気は本当に出づらい、ほとんど出ない薬と思って間違いないです。

実際に薬局で働いていてもアレグラ服用で眠気を訴える患者さんはほとんどいません。添付文書上の副作用発生確率の数字で2.3%と0.5%がありますが、現場で働いていての肌感覚としては0.5%の方が近い気がします。

また、アレグラFXの商品パッケージの注意事項の欄に眠気が出やすい薬には必ずといっていいほど記載されている「乗り物の運転を控えてください」といった記載もないです。

その他の副作用としては頭痛、吐き気、めまい、倦怠感などがあります。

他の花粉症薬と【価格、飲み方】を比較

それでは次に、その他の市販されている花粉症の薬と価格・飲み方の面から比較してみましょう。

下記がまとめ表です。

飲み方としてはアレグラは1日2回ですが、アレジオン、クラリチンは1日1回。用法用量に関してはアレジオン、クラリチンに軍配が上がりそうです。

個人的には1日1回と1日2回の差は大きいと思っていて、理由としては1日1回であれば夜に飲まないで朝だけにするということができるからです。

夜は飲み会等でなかなか薬が飲めないことも多いですよね。

1日1回のメリットはずばりこれだと思います。

そんなわけで個人的には1日1回と1日2回の間には大きな差があると思っています。

アレジオン20に関しては用法が他の1日1回の薬と異なり1日1回 “就寝前” となっておりますので、こちらについては決められた用法で服用してください。
アレジオンはアレグラと同様非常に人気な薬です。アレグラとアレジオンの比較は下記記事を参考にしてください。
人気市販花粉症薬アレグラFXとアレジオン20の違いは?

また、市販の花粉症薬については下記記事でランキング形式で紹介しましたのでこちらも是非参考にしてみてください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

今回は市販の花粉症の薬で最も有名である「アレグラFX」について解説しました。

花粉症薬の購入の際に参考にしていただけたら幸いです。

アレグラが効かない場合は下記の記事も参考にしてみてください。
花粉症で市販薬アレグラFXが効かない場合は受診したほうがいい?

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

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