人気市販花粉症薬アレグラFXとアレジオン20の違いは?

アレグラ
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花粉症の季節には手放せないアレルギーの薬。市販薬も近年種類が増え、なおかつ多くの抗アレルギー剤が第2類医薬品(薬剤師からだけではなく登録販売者からでも購入できる)となったことでぐっと身近な存在になりました。

そこで今回は市販薬で比較されることの多いアレグラFXとアレジオン20について比較します。

市販の花粉症薬、どれにするか迷っている人には絶対参考になりますので最後まで読んでみてください。

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

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人気市販花粉症薬アレグラFXとアレジオン20の概要

市販の花粉症薬で人気商品といえば「アレグラFX」と「アレジオン20」。花粉症薬の双璧といっても過言ではないこの2つの商品について今回は徹底解説します。

まずはそれぞれの概要から。

アレグラFX概要

成分名はフェキソフェナジン、商品名「アレグラ」はイタリア語の「嬉しい」「楽しい」の意味。

フランスのサノフィという製薬会社によって開発され、日本では2000年11月より医療用医薬品「アレグラ錠60mg」の販売が開始されました。

医療用医薬品の製造販売元は開発会社でもあるサノフィ日本法人です。
発売後現在に至るまで皮膚科、耳鼻科を中心に処方されている医薬品です。

どこの薬局で働いていても気づけばフェキソフェナジン(アレグラの成分名)が処方されているといっていい程処方している医師が多い印象です。

アレグラは抗ヒスタミン薬という種類に分類される抗アレルギー薬です。

ヒスタミンには血管拡張、血管透過性亢進作用などがあります。
ヒスタミンはヒスタミン受容体にくっつくことでこれらの効果を発現します。

鼻水やくしゃみなどは、このヒスタミンの効果により自覚症状として出てくると考えられています。

また、ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす神経伝達物質であるため、蕁麻疹等皮膚科系疾患の発現にも関与しています。

アレグラなどの抗ヒスタミン薬はヒスタミン受容体をブロックすることで抗アレルギー作用を発現します。

耳鼻科領域では鼻水、くしゃみ、鼻炎症状に、皮膚科領域では蕁麻疹やアレルギー皮膚炎などの治療で処方されています。

アレグラは抗ヒスタミン薬の中でも「第二世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれている薬品群の1つです。

抗ヒスタミン薬の歴史は古く、アレグラ販売前にすでに「第一世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれる薬がいくつか使用されていましたが、第一世代では眠気が出やすいという弱点がありました。

第二世代の抗ヒスタミン薬はこの「眠気がでやすい」という弱点が改善され、さらに薬の作用時間の持続化にも成功しました。

薬が長く効けば1日の服用回数は少なくてすみます。

1日3回の服用が必要だったところ、1日2回や1日1回になるのは嬉しいですよね。

第一世代抗ヒスタミン薬の「眠気」についてですが、特に皮膚科において「かゆくて眠れない」という患者さんには、この副作用を逆手にとって今でも好んで第一世代が使われることもあります。

現在医療用では「アレグラ錠60mg」「アレグラ錠30mg」(小児用)「アレグラOD錠60mg」(OD錠とは口の中で溶けるタイプの錠剤のこと)が販売されています。
(ジェネリック医薬品:フェキソフェナジン塩酸塩錠)

医療用医薬品として広く使用されたのち、2012年11月には市販薬として販売が開始されました。商品名は「アレグラFX」で、医療用医薬品と同成分同量(フェキソフェナジン60mg)ということで注目されました。

販売元はサロンパスでお馴染みの久光製薬、製造販売元は開発会社の日本法人サノフィです。

2012年当時は第1類医薬品として販売開始されたため薬剤師からでないと購入できませんでしたが、2016年10月より第2類医薬品となり、現在では登録販売者からでも購入することができるようになりました。

ただし子ども用の「アレグラFXジュニア」は現在第1類医薬品のため薬剤師でなければ販売できません。アレグラFXジュニアは現在第2類医薬品であり登録販売者からも購入できます。

また現在では市販薬でアレグラのジェネリック医薬品も登場してきています。
アレグラのジェネリック医薬品については下記の記事を参考にしてください。
市販薬アレグラFXにはジェネリックがある。安い方がいい方要チェック

アレジオン20概要

医療用アレジオンは成分名がエピナスチン、1994年に商品名「アレジオン」でベーリンガー・インゲルハイムという製薬会社より販売が開始されました。

こちらもアレグラと同様販売開始以後現在に至るまで、耳鼻咽喉科、皮膚科を中心に多く処方されている薬です。

耳鼻咽喉科はもちろん皮膚科でもかなり処方されているケースがあります。処方される機会が多いのは、アレジオンを支持している医師が多いことの裏返しでしょう。

アレジオンもアレグラと同様第二世代抗ヒスタミン薬に分類されます。

繰り返しになりますがヒスタミンには血管拡張、血管透過性亢進作用などがあり、ヒスタミンがヒスタミン受容体にくっつくことでこれらの効果を発現します。

鼻水やくしゃみ、かゆみなどはこのヒスタミンの効果により自覚症状として出てくると考えられています。

また、ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす神経伝達物質であるため、蕁麻疹等皮膚科系疾患の発現にも関与しています。

抗ヒスタミン薬はヒスタミン受容体をブロックすることで抗アレルギー作用を発現します。

現在医療用では「アレジオン錠10」「アレジオン錠20」「アレジオン点眼液0.05%」「アレジオンLX点眼液0.1%」が販売されています。
「アレジオン錠10」「アレジオン錠20」は日本ベーリンガー・インゲルハイムが、
「アレジオン点眼液0.05%」「アレジオンLX点眼液0.1%」は参天製薬がそれぞれ製造販売元です。

アレジオンもアレグラと同様医療用医薬品として広く使用されたのち、2011年10月に商品名「アレジオン10」で販売開始されました。これはアレグラFX販売開始の1年前のことです。

商品名でお気づきの方も多いと思いますが、当時は1回エピナスチン10mgの量で服用する薬として販売されました。

その後2015年12月に「アレジオン20」が販売開始となり、1回の服用量がエピナスチン20mgの商品となりました。

「アレジオン20」は販売開始から現在に至るまで第2類医薬品であり、薬剤師または登録販売者から購入することができます。

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アレグラFXとアレジオン20を比較(比較表あり)

ここからは市販薬「アレグラFX」と「アレジオン20」を多方面から比較していきます。

下記表の作成にあたっては医療用医薬品「アレグラ錠」および「アレジオン錠」のインタビューフォーム(薬の説明書)を参考にしました。

明確に違うのはやはり服用回数でしょうか?

アレグラFXは1日2回、アレジオン20は1日1回です。

・眠気についてはどちらもそこまで強くは出ないという印象です。ただ、現場の肌感覚としてはアレグラよりもアレジオンの方が若干ではありますが眠気が出やすい印象です。

(アレジオンの添付文書(薬の説明書)の使用上の注意の欄に「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること」と記載がありますが、アレグラの添付文書にはそのような記載はありません。)

・効果についてはこちらも現場での肌感覚ですが、アレグラ≦アレジオンという感じがしますが、人によってはアレグラの方が効くという方ももちろんいます。

効果・眠気については個人差が大きいです。
眠気に関しては薬の説明書上の数字は両者ともあまり変わらないと覚えておきましょう。

また、薬が一番効く時間はどちらも服用後2~3時間となります。

下記の記事でアレグラとアレジオンも含めた市販薬の花粉症用薬をランキング形式で紹介しています。こちらも是非参考にしてみてください。

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まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。

今回は花粉症の薬アレグラFXとアレジオン20を比較しました。

花粉症の薬を購入する際に参考にしていただけると幸いです。

※服用時には製品パッケージに記載の注意事項をよく読み自分が飲んでも大丈夫なのか確認の上、用法用量を守って正しく服用しましょう。

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